「少しでも受かるような服装ってあるのかな」
「声優のオーディションを受ける時の格好にマナーがあるなら知りたい」
「髪型はどうしたらいいんだろう」
ドキドキのオーディション。少しでも自分を良く魅せて合格の可能性を上げたいと思いますよね。
「人は見た目が9割」と言われるように、格好から受ける印象は大きなものです。
そのうえ近年では、声優にルックスを求める風潮が強まっています。そのため、服装や髪型には特に気を遣う必要があるでしょう。
「小綺麗で清潔な格好をしていけばいいのでは?」と思われがちですが、それだけでは不十分です。かといって気合いを入れすぎて、オーディションに差し障るような服装をしていては、元も子もありません。
そこでこの記事では、声優オーディションにおすすめの「服装・髪型」を紹介します。
- NGスタイル
- おすすめ服装&髪型
ぜひ参考にしてくださいね。
目次
声優オーディション「避けるべきNGスタイル」とは?
男女ともに絶対にやるべきではないスタイルがあります。
何気なくやってしまいがちなNGポイントも含まれていますよ。
- ノイズの出るアイテムを身につけるのはNG
- 髪の毛で表情を隠さない
- 「きつい匂い」に注意
- 個性的すぎる格好は警戒される
一つひとつにきちんとした理由が存在しています。チェックしてくださいね。
ノイズが出るアイテムを身につけるのはNG
声優のオーディションにも様々な審査がありますが、間違いなく声の収録は行われるでしょう。その際、余計なノイズが入ってしまっては台無しです。そのため、ノイズが出やすいアイテムは身につけないでおきましょう。
NGアイテム
動くたびに音が出る服
(ナイロン製の薄手のウィンドブレーカーなど) |
アクセサリー
(特にネックレス) |
コツコツと音がなる靴底の硬い靴
(パンプスや革靴など) |
画像引用:楽天 |
画像引用:楽天 |
画像引用:楽天 |
衣擦れは意外とマイクに届くものです。オーディションに出かける前に、その服を着て身体を動かしてみましょう。ガサゴソと音がするようなら、別の服にしましょうね。
また、アクセサリーの中でも長いネックレスには注意が必要です。マイクに当たってしまう可能性があるためです。
熱の入ったの演技をしていると、自然とマイクに近づいてしまうでしょう。「マイクに当たったところで、そんなに影響しないのでは?」と思うでしょうが、「ジャリ」と鳴るチェーン音は不快なものです。
パンプスや革靴は、足音がノイズになるだでなく、スタジオの床を傷つけてしまう可能性もあります。
オーディション会場自体、土足厳禁の場合もあるかもしれません。しかし、「気遣いができる人物」だとアピールする面でも、最初からフラットシューズや運動靴などで参加することをおすすめします。
ただし、外履きで参加する場合、泥や汚れがないことをしっかりと確認してくださいね。清潔さも重要なファクターになりますよ。
ノイズを生まない格好を推奨してきましたが、実際のところ、今の整音技術にかかれば、このようなノイズなど完全に消去できてしまいます。
しかし、”このようなところまで意識を向けている参加者”の方が、合格させたいと思いませんか?
事実、プロの声優陣も、「ノイズが出ないかどうか」を気にしてからスタジオ入りしています。大切なのは「プロ意識」を見せることですよ。
髪の毛で表情を隠さない
演技審査がある場合、審査員はあなたの表情もチェックします。迫真の演技をしても、髪の毛で隠れてしまってはもったないでしょう。
そのため、肩にかかる長さの髪はまとめてください。また、前髪が目にかかるようなら、ピンなどで留めて、目元を隠さないようにしておきましょう。
また、先ほどのネックレスと同様に、髪が長い場合、マイクに当たってしまうことがあります。ノイズ対策の面からも髪はまとめてから臨んでくださいね。
「きつい匂い」に注意
録音テストは、密閉空間になっている防音室で行われる可能性が考えられます。そのため、きつい匂いや不快な匂いは控えましょう。
注意すべき匂い
- 過剰な香水、柔軟剤、整髪料など
- タバコの匂い
- 汗や口臭
声優を目指している方であれば、タバコを吸わない人が大多数だと思います。
しかし、同居する家族に愛煙家がいたり、オーディション会場へ向かうまでの電車内でヘビースモーカーと接触してしまったりと、タバコの匂いが移ってしまう可能性は、意外と多くあります。
審査員に「この人、タバコ吸っているのか」と勘違いされないためにも、タバコの匂いには注意です。
また夏は、オーディション会場へ向かうだけで汗だくになるため、体臭にも気を配ってくださいね。オーディション会場近くのトイレを利用して汗だくの服を着替えるなど、汗のケアは忘れないようにしましょう。
個性的すぎる格好は警戒される
個性を見せつけたいからといって、奇抜な格好で臨もうと考えてる方もいるかと思いますが、避けた方が良いでしょう。
個性的すぎる格好をしていると、「この子は自我が強すぎて、事務所の手に負えないのではないか」と思われてしまうため、逆効果になります。
髪型も同様です。奇抜なカラーで臨むのはおすすめしません。
声優オーディション「おすすめの服装&髪型」とは?
おすすめの服装&髪型のポイントは以下の2点です。
- 上は襟付き、下は動きやすい服が定番
- 髪型で「ギャップ」を演出する
具体的にどのような服装がベストなのか解説していきます。
「上は襟付き、下は動きやすさ」で服を選ぶ!
オーディションには「面接・面談」があるため、襟付きの服装が無難でしょう。
また、多くのオーディションには、「演技の審査」があります。体を大きく使って表現する可能性を考えると、ボトムは短いスカートや伸縮性のないパンツでの参加は、得策とはいえません。
男性ならストレッチが効いたパンツ、女性なら動いても下着が見える心配のない丈のスカート、もしくはパンツスタイルがおすすめです。
おすすめスタイル例
また、スタイルに自信がある場合、細身のストレッチパンツを履くなどして、体のラインをアピールしても良いでしょう。
ただし、声優のオーディションに「色気」は必要ありません。あからさまに胸元を強調した服やホットパンツを履くのは場違いです。下品にならないように十分注意してくださいね。
髪型で「ギャップ」を演出する!
ギャップを見せて審査員の目を惹きましょう。そこで効果的なのが髪型での演出です。
「えっ、第一印象のイメージと違う。こんなに幅広い演技ができる子なんだ」と審査員を思わせてください。
”マイクを握るまでは地味で人見知りな子が、ステージに上がった途端、プロ顔負けの歌唱力を披露するして喝采を受ける”といった内容の番組を見たことがあるかと思います。その狙いと同じです。
髪型でギャップを演出する例
第一印象 | イメージ | 狙うギャップ |
ゆるふわ系女子
(ゆるく巻いた髪を束ねるなど) |
可愛らしい少女から、
ボーイッシュな少年の声まで出せる |
|
クール系女子
(黒髪ストレートなど) |
クール系、清楚なお嬢様だけでなく、
萌え声まで出せる |
|
渋谷・原宿系男子
(明るいカラーやパーマなど) |
アイドル男子系だけでなく、
渋いボイスまで出せる |
|
真面目系男子
(黒髪の一般的な男性の髪型など) |
真面目、優等生ボイスだけでなく、
チャラい演技もできる |
ただし、NGスタイルにも記した通り、長髪を結ばなかったり、前髪で顔を隠したりするのは避けてくださいね。
「人気声優のコーデ」を声優オーディションの服選びのヒントにしよう!
最後に、人気声優のコーデを紹介します。
以下の画像はオーディション時のスタイルではありませんが、声優が実際に着ている服を参考にして、服選びのヒントにしてみるのも良いでしょう。
「襟付き+動きやすいボトム」でも、工夫次第でここまでおしゃれに表現できますよ。
花澤香菜さん
https://twitter.com/hanazawa_staff/status/1537069618644549632
高橋李衣さん
https://twitter.com/taka8rie/status/1525809467581149184
西山宏太朗さん&上村祐翔さん
https://twitter.com/Koutarotaro/status/1438120621762756611
島﨑信長さん
https://twitter.com/nobunaga_s/status/1333386913382731778
まとめ
ここまで、声優のオーディションで外さないための服装や髪型について解説しました。
ポイント
- NGスタイルに注意
- 個性的すぎるのはNG
- 襟付き+動きやすいボトムが定番
- 髪型でギャップを狙う
オーディションでは、服装や髪型も大切になります、しかし、何よりも重要なのは「受かりたいという熱意」ですよ。忘れないでくださいね。